攻撃を受けて今悩んでいる方へ
この本では、攻撃(カッコ無し)と「攻撃」(カッコ付き)に分けてお話が展開されます。一言で言ってしまうと、
貴方が攻撃だと思っていることすべてが「攻撃」に過ぎませんよ、「攻撃」なら対処法がありますよ。
というお話です。言葉遊びをしたいのではなくて、その「攻撃」をなくすためのステップがわかりやすく書いてあります。
「そんなウソみたいなことがあるか!」「具体性がない!」「それが出来れば苦労しない」などと言うことも出来ますが、すごく心が軽くなると思いますので、少しでも気になりましたら数ページでも触れて頂くのがおススメです。
攻撃がなくなっていくステップ
ステップ1 なぜ、その人はあなたを傷つけるのか?を知る
ステップ2 相手の「攻撃」をスルッとかわすコツを掴む
本当に困っている方には、この2つのステップを知るだけでも十分に価値があると思います。この記事を読んで下さった皆様にお伝えしたい大事なポイントは、
「自分が悪いと思うのはやめよう」
ということです。本の中身では、もっと詳しく、分かりやすく「攻撃がなくなっていくステップ」が紹介されています。
著者・水島広子さんについて
著者は慶応大学出身の精神科医さんで、衆議院議員(2000~2005年・民主党)も務めたことがあります。ご自身でクリニックもお持ちです。
経歴として記しましたが、あくまでも「どんな人が書いているか」という簡単なご紹介です。政治的立場・主張とか関係なく、良い本は良い本として紹介していきたいと思います。
著者ご本人のホームページはこちらから http://www.hirokom.org/
同様タイトルの作品の中で、この本がまず一番と思います
この本はシリーズになっていて、
「怒り」がスーッと消える本、「苦手な人」とのつき合いがラクになる本
もあります。他にも沢山の著作がある方ですが、この本が一番の「基本」というか、多くの方に当てはまるの有用な本なのではないかと思っています。
ご紹介している電子書籍版でも良いと思いますし、沢山売れた本ですから一度古本でお試し頂くのも良いと思います。私は紙の本で持っていますが、特に大事な部分はメモにしてスマホに入れています。
「怒っている人は困っている人」なんていうフレーズは今からでも役に立つのではないでしょうか。
これを読んで、水島さんの本をもっと読みたいなと思ったら、別の本に手を出してみるのもとても良いと思います。新刊とかもありますし、私も数冊持っていますが、「同じことばっかり書いてある」「買って損した」と思ったことはありません。
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