決して人をけなさない心優しきキングコング
私は真壁選手関連の動画を良く見ます。
試合も面白いし、何かの企画でお話をしていても「決して人をけなさない」ところが何より心地よく好きです。この方を見ていて思うのは『良い所探しの名人』だということです。褒めることがとてもうまくて、いつも新しい視点をくれます。
真壁選手は、1997年新日本プロレスでデビュー。同期の藤田和之選手のように華々しいデビューをしたわけではありませんが、数々の実績を積み上げて、団体最高のタイトル「IWGPヘビー級チャンピオン」にも輝きました。キャリアは新日本プロレス一筋で、47歳の現在もリングに上がる現役プロレスラーです。
学生プロレス軽視の新日本で頭角をあらわす
真壁選手が一味違ったのは、新日本プロレスとしては珍しい、学生プロレス(プロレス好きが集まるサークル)出身という経歴も影響したと思います。
当時アマレスエリートを沢山集めており、「学生プロレスなんて認めない」というカラーが強い新日本プロレスで、自身の実力を認めさせたというだけでも、真壁選手が「並」の選手ではないことの証明です。
奇しくも同じ学生プロレス出身の棚橋弘至選手と、真壁刀義選手の2選手を同時期(棚橋選手は真壁選手の2年後輩)に得られたということが、現在の新日本完全復活の真の原因だと思っています。
「お客様のことを考えられる」
というのが二人に共通する魅力です。「媚び」とは明らかに違います。二人以前のプロレスラーにはあまり無かった視点だと思います。二人とも本当に素晴らしいレスラーです。
スイーツ真壁はコメント力が抜群!
悪役で、周囲の空気の読め(ま)ないキャラを突破口にトップレスラーとしての確立した真壁選手ですから、普段のプロレスの文脈で発せられる言葉はいつも大体「物騒」です。
長州さんの付き人をしていた影響があると思いますが、喋る「間」も長州さんっぽい、短いフレーズ、コメントで人を惹きつけることが出来ます。心を揺さぶる名言も出ます。
ただ、世間の多くの人に届いた「真壁ってこんな人」というのは、日本テレビ「スッキリ」に出演していた「スイーツ真壁」のイメージなのではないでしょうか。
スイーツについても、パティシエがコメントする方が味や製法については的確だと思いますが、真壁さんにかかれば抜群のコメント力で「自分も食べたい!」ってなりますね!ガブっと美味しそうに食べるのが素敵です。
自分もドーナツ、シュークリーム食べたい!
鎖を首に巻いてジャラジャラ音をさせながら、実は金属アレルギーという「キャラ」も真壁選手の魅力の一つですが、やはり注目していただきたいのは「ほめ上手」「いかついキャラに似合わない優しい」ところが出るコメントですね。
おーいおいおいおい
あんなにしゃべりが上手いのになぜ?
プレイヤーズゲストとして解説席に座ることもある真壁選手ですが、他の解説者の方とコメントの棲み分けをしているのでしょうか。私にはコメントがあまり記憶に残らないです。
「おーい」の連呼しかしていない気が…(^^;)
実況を担当されておるアナウンサーさん、野上さん、大西さんもなかなか良くて好きですが、現役レスラーからもう少し良いコメントを引き出すという場面があっても嬉しいかなと思います。
YOUTUBEも面白いです
今年からYOUTUBE公式チャンネルを始められています。
色々な企画ありますけれど、やはり長州さんのモノマネは今後も続けていって欲しいです。モノマネ芸人さんとはまた違う「リアリティ」が素敵です。本当に怒られたらやめるんでしょうけど、真壁さんなら恐らくうまく切り抜けてくれるはずです(^^)
スイーツ真壁チャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UC6cVsJwZmj0i9vG1J5rDTmQ
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